横架材とは、梁(はり)、桁、土台など水平方向に架ける構造材のこと。CADデータをもとに仕口やホゾ部分をはじめ、必要な加工を正確に施します。また投入前の木材の品質チェックも欠かしません。
通し柱をはじめ、管柱、束など木材を縦にして使う柱類の切断・加工を行うのが柱加工機。正確さと精緻さが要求される先端のホゾ部分なども、効率良くスピーディーに仕上げます。
主に床材、屋根材として用いられます。設計図から読み取ったそれぞれの床や屋根の形状に合わせて、直線にカットすることはもちろん、斜めや変形加工も正確に行います。
仕口の簡素化で断面欠損が減少
専用金物を使用することで仕口を簡素化できます。金物工法では固定用のボルトを通す穴だけの加工のため、在来プレカットで課題だった通し柱の断面欠損も減少します。
自由な設計が可能
在来軸組工法が基本なので、自由設計が可能です。3階建て住宅にも十分な構造強度。構造材の中に金物が隠れるので梁を見せたい場合等、デザイン提案にも使えます。
現場作業を軽減し工期短縮
一貫して加工されたプレカット構造材を、専用金物を使って組み立てていきます。これまでの在来工法に比べ、現場での建て方がスムースになります。
強度の高い高性能住宅を実現
構造用集成材を使用し、高い精度で加工する金物工法は、強度のある 高性能住宅を実現します。地震にもより強くなります。
「金物工法は在来仕口に比べると、強いイメージはあるが、集成材+金物で値段が高くなる」、「耐震補強はしっかりしたいが、価格は抑えたい」そんな悩みはありませんか?
ハイブリット金物工法は、在来工法の自由度と金物工法の長所を合わせ持つ画期的な工法です。マルオカでは在来工法と金物工法を同じラインで加工しているので、部分的に金物工法を使用できます。
例として、通し柱部分だけ金物工法、化粧材だけ金物工法など。プレカットのご相談は専門スタッフが承りますのでお気軽にお問い合せ下さい。